正午の黙祷の後、安倍晋三首相が哀悼の意を表明した。「尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄があることを、片時たりとも忘れません」と。
そして、「戦争の惨禍を決して繰り返さない。これからも、この決然たる誓いを貫き、歴史と謙虚に向き合い、世界の平和と繁栄に貢献」すると宣言した。
安倍首相に続いて、天皇陛下が
「さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」「深い反省とともに、
今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、
世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とお言葉を述べられた。
72年前を感慨深く思い出しました。日夜の訓練も役にたたず、すぐ郷里へ帰ることになりました。隊長松浦少佐は、われわれを送り出してから切腹しました。
今は平和ボケのような暮らしをしていますが、純真に生きた日々を厳しく思い出します。